ランキングに参加しています。
クリックしてもらえると更新の励みになります。

小売・飲食業 ブログランキングへ

にほんブログ村

2016年02月28日

鴻海(ホンハイ)の狙いはシャープの技術力!高品質な液晶・有機ELを量産へ!

以前にも少し、ブログに書きましたが、シャープを買収する「鴻海(ホンハイ)精密工業」とはどのような企業なのでしょうか。

「鴻海(ホンハイ)精密工業」は台湾に本社を置く電子機器受託製造(EMS)の世界最大手で、郭台銘会長(かく たいめい、テリー・ゴウ)が1974年に設立しました。

鴻海の連結売上高は約14兆8000億円(2015年12月期)、連結最終(当期)利益は約4600億円(2014年12月期)にも上ります。

従業員は100万人を超えています。

自社ブランドを持たないため、超巨大な中小企業とも言われています。下請ということですね。

郭台銘会長は1日16時間は働くというハードワーカーです。

会議では郭会長の質問に、いすから立って社員が回答しますが、郭会長が満足のいく回答でなければ、そのまま座らせてもらえないそうです。

社内では「郭式罰」と呼んでいるのだとか。

中小企業感が出ていますね。

中国の工場では過酷な労働なため、自殺者が相次ぎ騒動になったこともあります。

ただ、厳しいだけではなく、従業員へ報いる一面もあるそうです。

豪華な忘年会を開催し、有名タレントが数多く出演します。

景品が当たるくじ引き大会では、なんと賞金総額が20億円に及ぶといいます。

くじ引き大会の1等商品は8400万円分のホンハイの株券。2等は4200万円、3等は2100万円相当で、合計60人以上が賞金を手にしたというから驚きです。

これまで鴻海は、各国から電子部品を仕入れ、安価に製品を組み立てる手法で成長してきました。

日米の大手電機から、スマートフォンやテレビ、ゲーム機などの生産を受託しています。

アップル「iPhone」、ソフトバンクモバイル「pepper(ペッパー)」、任天堂「Wii U」等の製造を手がけており、「フォックスコン(Foxconn)」という名前で知られています。

電子機器の受託製造サービス(EMS)で急成長した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が、今回シャープを買収した狙いは、悲願の自社ブランドを持ち、液晶や有機ELパネルといった分野で世界的な競争を勝ち抜くためと言われています。

シャープの技術力を使って高品質のパネルを量産し、先行するサムスン電子など韓国勢を追撃します。

鴻海はスマートフォン(スマホ)など最終製品の組み立てだけでなく、部品なども含めて幅広く需要を取り込む「垂直統合型」の経営を進めています。

既に液晶パネルでは傘下に台湾大手の群創光電(イノラックス)があります。しかし技術力に劣り、スマホ用では需要開拓が遅れています。

郭台銘董事長は「シャープの技術は素晴らしい」と強調し続けてきました。

「シャープの液晶技術」と「鴻海の低コスト生産のノウハウ」を組み合わせれば、高品質のパネルを割安で供給できると期待しています。

パネルはスマホ部品の中でも価格が高く、アップルの「iPhone」や中国・小米(シャオミ)のスマホに供給できれば収益拡大が見込めます。

鴻海は主力の中国生産拠点の人件費上昇の影響でここ数年、利益率の低下が目立ちます。

利益を取るために主力のEMS事業以外にも、通信や自動車部品などへ事業領域を広げています。

シャープが持つセンサー技術などは鴻海が目指す自動車関連事業の拡大や工場の生産自動化につなげる見通しです。

また、シャープの空気清浄機は中国でブランド力が高く、現在シャープが持っていない販路、鴻海が提携する「アリババ集団」のネットを通じて販売できます。

鴻海の2015年12月期の連結売上高は前期比6%増の約14兆8000億円。郭氏は「今後は30兆円の売上高を目指す」と豪語しており、シャープ買収をその起爆剤にしたい考えです。

シャープは鴻海から受け取る資金のうち、1000億円を既存の液晶事業に投じるほか、2000億円を新規事業の有機ELに振り向けます。

2017年中に亀山工場(三重県亀山市)内に有機ELパネルの研究開発ラインを整備し、2019年までにスマホ向けパネルで月産1000万枚の生産能力に引き上げる予定です。

シャープが持つ省エネ性能に優れた「IGZO(イグゾー)」技術を有機ELパネルにも応用し、高機能のスマホやタブレット端末向けに展開する計画です。

米アップルは2018年発売のiPhoneに有機ELパネルを採用する方針です。

すでに量産技術を持つ韓国の「サムスンディスプレー」と「LGディスプレー」は、新工場建設を進めています。

鴻海はシャープの技術を革新的な製品の開発と量産につなげられるでしょうか。

10年前、中国のPCメーカー「レノボ」が、当時人気があったノートPCブランド「Think pad」をIBMから買収しました。

中国企業のブランドとなり、ブランド価値が下がるのではと心配されましたが、現在、中国PCメーカー「レノボ」の「Think pad」として幅広く認知されています。

「Think pad」以外の「レノボ」PCの品質向上、ブランドイメージ向上にも繋がりました。

「シャープ」も同じようになれば良いなと思います。

○鴻海(ホンハイ)交渉期限を延長!シャープ再建早くも暗雲!革新機構はシャットアウト!はこちら⇒
「鴻海(ホンハイ)交渉期限を延長!シャープ再建早くも暗雲!革新機構はシャットアウト!」
○シャープ、鴻海(ホンハイ)入り決定!外資傘下!追加債務3500億!契約延期!はこちら⇒
「シャープ、鴻海(ホンハイ)入り決定!外資傘下!追加債務3500億!契約延期!」
○シャープ経営再建案が週内にも決定!鴻海(ホンハイ)案か?産業革新機構案か?はこちら⇒
「シャープ経営再建案が週内にも決定!鴻海(ホンハイ)案か?産業革新機構案か?」
○シャープ買収へ鴻海(ホンハイ)不協和音!産業革新機構の支援策受け入れも!はこちら⇒
「シャープ買収へ鴻海(ホンハイ)不協和音!産業革新機構の支援策受け入れも!」
○シャープ、台湾・鴻海(ホンハイ)傘下で再建へ!産業革新機構とは決裂!方針決定!はこちら⇒
「シャープ、台湾・鴻海(ホンハイ)傘下で再建へ!産業革新機構とは決裂!方針決定!」
○縮む国内家電市場!2015年出荷額減少!シャープや東芝など家電メーカー再編!はこちら⇒
「縮む国内家電市場!2015年出荷額減少!シャープや東芝など家電メーカー再編!」
○最新版!2015年 大手電機メーカー 売上高(業績) ランキング!はこちら⇒
「最新版!2015年 大手電機メーカー 売上高(業績) ランキング!」
○最新版!2015年 国内 自動車メーカー 売上高(業績) ランキング!はこちら⇒
「最新版!2015年 国内 自動車メーカー 売上高(業績) ランキング!」
○最新版!2015年 家電量販店業界 売上高ランキングはこちら⇒
「最新版!2015年 家電量販店 売上高ランキング!」
○最新版!家電量販店ランキング一覧はこちら⇒
「最新版!家電量販店ランキング一覧!」

posted by カデンちゃん at 20:58| Comment(0) | 経営戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

鴻海(ホンハイ)交渉期限を延長!シャープ再建早くも暗雲!革新機構はシャットアウト!

シャープは2月25日の取締役会で台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業からの支援受け入れを決定しましたが、「偶発債務」の存在が明らかになり、両社の主張の食い違いが表面化しています。

鴻海はシャープの財務情報を精査する必要があるとして、支援契約を保留しています。

鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は3500億もの「偶発債務」の存在を知らされていなかったと激怒し、シャープに不信感を持っています。

鴻海は支援の7000億円以外にも3500億追加で費用がかかるかもしれません。

シャープの高橋興三社長が急遽2月26日、中国を訪れ、鴻海の郭台銘会長と会談しました。

鴻海側から、シャープに期限延長の話があり、シャープは受け入れました。

買収の交渉期限を当初の2月29日から1〜2週間程度、延長となり、決着は3月にずれ込みます。

保留の原因となったシャープの潜在的負債にあたる「偶発債務」の存在について、シャープは2月26日に声明を発表し、「会計基準に基づき、適切に開示している」と主張しています。

しかし、鴻海は、「大部分の内容が双方が過去に協議した際に提出、通知されたことがなかった」との声明を発表し、シャープの主張を否定しています。

両社とも早期の契約を目指して協議を継続する方針ですが、話がこじれると市場が混乱し、シャープの企業価値の低下にも繋がります。

一方、シャープ支援に名乗りを上げていた官民ファンドの「産業革新機構」は2月26日を持って、支援の議論を終えたとの認識を示しました。

過去、鴻海がシャープ本体への出資で合意しましたが、その後、株価下落が原因で実現しなかったこともありましたから、お互い様かもしれません。

シャープの主張どおり「偶発債務」が適切に開示されていたなら、鴻海の調査不足ということになります。

「産業革新機構」が支援から撤退した今、「鴻海(ホンハイ)」とも破談したとなると、3500億もの「偶発債務」の存在が知れ渡った以上、シャープは破綻の一途となるでしょう。

仮に、鴻海が「偶発債務」を受け入れたとしても、当初約束したシャープ従業員の雇用も、守られない可能性が大きいです。債務3500億を回収(吸収)しなければなりませんから。

あと、数週間、予断を許さない状況が続きます。

○鴻海(ホンハイ)の狙いはシャープの技術力!高品質な液晶・有機ELを量産へ!はこちら⇒
「鴻海(ホンハイ)の狙いはシャープの技術力!高品質な液晶・有機ELを量産へ!」
○シャープ、鴻海(ホンハイ)入り決定!外資傘下!追加債務3500億!契約延期!はこちら⇒
「シャープ、鴻海(ホンハイ)入り決定!外資傘下!追加債務3500億!契約延期!」
○シャープ経営再建案が週内にも決定!鴻海(ホンハイ)案か?産業革新機構案か?はこちら⇒
「シャープ経営再建案が週内にも決定!鴻海(ホンハイ)案か?産業革新機構案か?」
○シャープ買収へ鴻海(ホンハイ)不協和音!産業革新機構の支援策受け入れも!はこちら⇒
「シャープ買収へ鴻海(ホンハイ)不協和音!産業革新機構の支援策受け入れも!」
○シャープ、台湾・鴻海(ホンハイ)傘下で再建へ!産業革新機構とは決裂!方針決定!はこちら⇒
「シャープ、台湾・鴻海(ホンハイ)傘下で再建へ!産業革新機構とは決裂!方針決定!」
○縮む国内家電市場!2015年出荷額減少!シャープや東芝など家電メーカー再編!はこちら⇒
「縮む国内家電市場!2015年出荷額減少!シャープや東芝など家電メーカー再編!」
○最新版!2015年 大手電機メーカー 売上高(業績) ランキング!はこちら⇒
「最新版!2015年 大手電機メーカー 売上高(業績) ランキング!」
○最新版!2015年 国内 自動車メーカー 売上高(業績) ランキング!はこちら⇒
「最新版!2015年 国内 自動車メーカー 売上高(業績) ランキング!」
○最新版!2015年 家電量販店業界 売上高ランキングはこちら⇒
「最新版!2015年 家電量販店 売上高ランキング!」
○最新版!家電量販店ランキング一覧はこちら⇒
「最新版!家電量販店ランキング一覧!」

posted by カデンちゃん at 23:35| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

シャープ、鴻海(ホンハイ)入り決定!外資傘下!追加債務3500億!契約延期!

シャープは本日2月25日、臨時取締役会を開き、台湾の電子機器受託製造大手、「鴻海(ホンハイ)精密工業」の傘下で経営再建を図ることを全会一致で決議しました。

官民ファンド「産業革新機構」の案に比べて、支援額が大きく、アップルへの液晶パネル供給拡大も期待できると判断した模様です。

鴻海は7000億円規模の資金を投じ、シャープを買収します。

鴻海はグループで4890億円の第三者割当増資を引き受け、議決権の66%を握る筆頭株主となります。

国内電機大手が外資傘下に入るのは初めてです。

ただ、鴻海としては受け入れがたい追加債務リストが存在することが明らかになりました。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、鴻海(ホンハイ)精密工業が、買収する予定のシャープから、総額約3500億円の「偶発債務(訴訟や会計変更などで将来返済義務の発生する恐れがある債務)」のリストを2月24日に受け取ったと報じました。

さらに、鴻海は2月25日、シャープから新たな重要文書を受け取り、「内容を精査する必要がある」として、買収契約をしばらく見合わせることを発表しました。

鴻海は文書の内容は明らかにしていません。鴻海はこの100項目のリストを精査中で、買収は断念していないということです。 

最後の最後で、とんでもないことが発覚しましたね。

鴻海はシャープに不信感を持ったでしょう。

○鴻海(ホンハイ)の狙いはシャープの技術力!高品質な液晶・有機ELを量産へ!はこちら⇒
「鴻海(ホンハイ)の狙いはシャープの技術力!高品質な液晶・有機ELを量産へ!」
○鴻海(ホンハイ)交渉期限を延長!シャープ再建早くも暗雲!革新機構はシャットアウト!はこちら⇒
「鴻海(ホンハイ)交渉期限を延長!シャープ再建早くも暗雲!革新機構はシャットアウト!」
○シャープ経営再建案が週内にも決定!鴻海(ホンハイ)案か?産業革新機構案か?はこちら⇒
「シャープ経営再建案が週内にも決定!鴻海(ホンハイ)案か?産業革新機構案か?」
○シャープ買収へ鴻海(ホンハイ)不協和音!産業革新機構の支援策受け入れも!はこちら⇒
「シャープ買収へ鴻海(ホンハイ)不協和音!産業革新機構の支援策受け入れも!」
○シャープ、台湾・鴻海(ホンハイ)傘下で再建へ!産業革新機構とは決裂!方針決定!はこちら⇒
「シャープ、台湾・鴻海(ホンハイ)傘下で再建へ!産業革新機構とは決裂!方針決定!」
○縮む国内家電市場!2015年出荷額減少!シャープや東芝など家電メーカー再編!はこちら⇒
「縮む国内家電市場!2015年出荷額減少!シャープや東芝など家電メーカー再編!」
○最新版!2015年 大手電機メーカー 売上高(業績) ランキング!はこちら⇒
「最新版!2015年 大手電機メーカー 売上高(業績) ランキング!」
○最新版!2015年 国内 自動車メーカー 売上高(業績) ランキング!はこちら⇒
「最新版!2015年 国内 自動車メーカー 売上高(業績) ランキング!」
○最新版!2015年 家電量販店業界 売上高ランキングはこちら⇒
「最新版!2015年 家電量販店 売上高ランキング!」
○最新版!家電量販店ランキング一覧はこちら⇒
「最新版!家電量販店ランキング一覧!」

posted by カデンちゃん at 22:59| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする