3月7日にヤフーショッピングサイトにおいて、マウスコンピュータ製の高性能デスクトップパソコンが1856円で買える騒動がありました。
【 Windows 7 64ビット/Core i7-4790/GeForce GTX970/16GBメモリ/120GB SSD/1TB HDD/Office付】という高性能デスクトップパソコンですから、購入者が殺到しました。
マウスコンピューターによると、186,500円で販売する予定であったパソコンを、誤って1,865円と表記してしまったということです。
注文は全てキャンセル扱いとなるそうです。
恐らく、インターネット通販サイトにアップロードする前に上司がチェックするルールはあったのでしょうが、うまく働かなかったのでしょうね。インターネット通販の怖いところです。
インターネット通販サイトはアップロードが簡単にでき、瞬時に情報が全世界に発信されるので、企業にとって有益な販売チャネルですが、今回の騒動のようなリスクも潜んでいます。
リアル店舗だと、ここまでの騒動にならないでしょう。商品部が決めた価格をPOPに打ち出し、商品に貼る時点で、間違いに気づくでしょうし、万が一、販売しそうになっても、レジで気づき、対応するでしょうし。意識しなくても、チェック機能が何重にも働きます。
今回の購入者はキャンセル扱いでは納得できないでしょう。一度購入したのだから、キャンセルは受け入れないでしょう。マウスコンピュータの対応が長期化しそうです。
事態を収拾したいがために、変に特別対応してしまうと、このご時世、インターネットですぐ広まりますし。落としどころとして、商品券を配ったりするのでしょうか。
誤った価格をアップロードしてしまった担当者はついうっかりなのかもしれませんが、企業にとっては企業価値が下がり、大ダメージです。
私たちの仕事でも、同じことが言えますね。気を引き締め直したいと思います。
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2015年03月08日
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