ランキングに参加しています。
クリックしてもらえると更新の励みになります。

小売・飲食業 ブログランキングへ

にほんブログ村

2015年03月10日

SONY製VAIO(バイオ)の衰退

ソニーが赤字続きのため、事業売却し、別会社となったパソコン製造会社「VAIO(バイオ)」が高価格路線に転換し、ノートPCの新製品「VAIO Z」を家電量販店で売り出しました。

一世を風靡したソニー製VAIOですが、なぜ衰退したのでしょうか。

商品に魅力がなくなったという見方もありますが、私が考えるに、ソニーは家電量販店との信頼関係ができていなかったように感じます。

VAIOを1台販売しても利益が数千円。利益が取れる推売商品(おすすめ商品)にも指定してくれない。クレームがあっても返品を受け付けてくれない。営業が常に上から目線で相談に乗ってもらえない。

このような対応だと、売り場の売れるスペースにも置きたくないし、利益が取れないので売りたくもありません。VAIO好きの指名買いに対応する程度です。販売数が落ちるわけです。

昔のVAIOは、デザインや機能が洗練されており、今でいうApple(アップル)のiPhoneのように商品力があったので、何もしなくても売れる時は、家電量販店に頼らなくてもよかったかもしれませんが、他社製品の商品力が上がり、デザインや機能で目新しさがなくなると、次第に売れなくなりました。家電量販店との信頼関係が築けていれば、結果は違ったかもしれません。

新会社では家電量販店と信頼関係を気付き、成功してほしいですね。
posted by カデンちゃん at 20:39| Comment(0) | 商品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: