日経新聞に以下の記事が載っていました。
---------------------------------------------------------------------------------------------------家電量販大手のヨドバシカメラは3月下旬、電子書籍の販売を始める。自社のインターネット通販サイトに電子書籍専門店を開業し、コミックや雑誌から専門書まで約17万品目をそろえる計画だ。
ヨドバシのネット通販の売上高は家電量販店業界では最大級。消費者に普及してきた電子書籍を品ぞろえに加えてサイト全体の魅力を高める。
通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」で配信し、消費者が購入できるようにする。専用の端末は用意しないが、スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)、パソコンに無料のアプリ(応用ソフト)を入れて読めるようにする。
購入するとヨドバシのポイントも付く。ヨドバシの実際の店舗でも電子書籍の代金を支払って購入できるようにする方針だ。利用者自らが出版する電子書籍の「セルフパブリッシングサービス」なども始める予定だ。---------------------------------------------------------------------------------------------------
ヨドバシカメラのネット通販サイトの充実が加速しています。
リアル店舗の家電量販店は極力、接客しなくても商品が売れるように、売り場の構成を考え、販売の自動化を目指します。
その点、電子書籍はネット通販サイト上で消費者が商品を選んでくれますし、物流倉庫に在庫を持たなくてよいので、究極の販売チャネルだと思います。
リアル店舗でスマートフォン、タブレットを販売した際、電子書籍のお試しクーポン等を配るなどすれば、上手にネット通販サイトに誘導できますね。
その際、購入方法をわかりやすく、簡略化し、セキュリティが確保されていれば、継続して通販サイトを利用してもらうことができます。
ここ数年、家電量販店の売り上げは他社の買収を除けば、売上は頭打ちです。少子化も進んでいますので、今後、売上を伸ばすのも難しいでしょう。
売上は頭打ちでネット通販の売り上げが伸びているということは、リアル店舗の売り上げは下がっているということです。
いち早くネット通販サイトの充実をはからないと生き残れないでしょうね。
今のところ、ヨドバシカメラが抜きん出ています。
クリックしてもらえると更新の励みになります。

小売・飲食業 ブログランキングへ

にほんブログ村
2015年03月14日
この記事へのコメント
コメントを書く