「マリオ」など任天堂キャラクターを活用したスマートデバイス向けゲームアプリを共同開発・運営するほか、多様なデバイスに対応した会員制サービスを今秋の開始を目指して共同開発するそうです。
新サービスに対応した新ゲーム機プラットフォーム「NX」の開発も行っているそうです。
関係を中長期にわたって強化するため、両社で株式を持ち合うそうですので、将来的には経営統合もあるかもしれません。
このニュースで、はっきりしたことは、格段に情報通信網が発達し、カセット(メディア)の必要性がなくなってきたことです。今まではゲームをお客に届けるために大容量のカセット(メディア)が必要でした。
家電量販店もゲームの販売を手伝うことができ、収益やドラゴンクエスト等の有名ソフトの販売日には行列ができ、新聞やニュースに取り上げてもらえ、大きな利益を上げることができました。
しかし、スマホやタブレットだと、ダウンロードでアプリが手に入るので、家電量販店で手伝えることが少なくなります。これは、ゲームだけでなく、音楽CD、本等にもいえます。
新ゲーム機「NX」もあくまでスマホやタブレットを持っていない層を補完する、子供向けのものかもしれません。
ヨドバシカメラが電子書籍に参入しましたが、正しい方向性だと思います。今後は音楽、ゲーム等の販売もあるかもしれません。
情報通信網の発達で、家電量販店が扱える商品が減る可能性がありますので、新たな販売手法を模索していかなければ、生き残れないような気がします。