私の家のテレビはプラズマテレビです。とても鮮やかに映り、4Kテレビにも負けてないと自負しています。
しかし、プラズマテレビは売れなくなり、パナソニックはプラズマテレビから撤退しました。
昔はプラズマテレビは大画面化に向いており、液晶は大画面化が難しいと言われていましたが、液晶の技術向上の結果、大画面化、動画の2倍速、4倍速の機能が付き、動画性能の向上がはかられ、世間的にはプラズマに追いついた(追い越した)という評価になっています。
それでも私は液晶テレビよりもプラズマテレビの方が鮮やかさ、視野角、動画性能では勝っていると今でも思います。
プラズマテレビが売れなくなった原因は何でしょうか。
技術が良ければ、売れる可能性は高いのですが、必ずしも売れるとは限りません。
プラズマの敗因は、参加メーカー数が少なかったからです。
参加メーカー数が少なければ、どうしても、家電量販店の売り場占有面積が狭くなります。
液晶はそもそも小型、中型には強かったのですが、大型化も進み、商品バリエーションが増えました。家電量販店の売り場面積は、液晶8割、プラズマ2割といったところでした。
売り場に行って、視界に入るほとんどが、液晶テレビで、販売員に「液晶テレビが伸びてますよ、今後は液晶テレビの時代ですよ」と言われたら、一部のクロウトを除けば、液晶を購入しますよね。
売り場占有面積で液晶が8割でしたら、販売員も8割が液晶の販売員です。これではプラズマテレビは負けてしまいますね。
プラズマ陣営がもう少し、参加メーカーを増やしていれば、勝敗は違ったかもしれません。
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2015年04月02日
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