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2015年04月13日

小が大を飲み込む買収劇!ノジマが携帯販売大手ITXを買収!

昨年、家電量販店中堅のノジマは、携帯電話販売の大手代理店であるITXの買収を発表しました。株式の取得金額は513億円、負債分を含む買収総額は850億円にものぼり、ノジマの時価総額約250億円の3倍以上で、小が大を飲み込む買収です。

ノジマは売上高は2184億円、営業利益61億円と売上高では家電量販店業界7位です。

一方、ITXはドコモやauなどの携帯キャリアショップ508店(2013年末)を運営する携帯販売の代理店です。2013年度の売上高は2573億円、営業利益72億円と売上高では携帯販売代理店業界5位です。

今回の買収でノジマは携帯電話販売事業に本格的にかじを切り、競争が激化する家電量販店業界で生き残りを狙います。

しかし、携帯電話(スマホ)普及率は100%を超え、一人1台以上保有するほど飽和している携帯電話(スマホ)市場。今後は大きな市場拡大は見込めないと思いますが大丈夫でしょうか。

携帯電話(スマホ)市場の普及率の変化に対し、販売奨励金の支払いにも変化が起きています。

以前は、通信キャリアからの販売奨励金は販売台数に応じて支払われていました。しかし現在では、通信キャリア各社も販売奨励金を販売台数に応じて一律に支払うのではなく、動画配信サービス等への加入や、スマートフォンとタブレットとの複数回線契約といった契約に対して優遇するというように変化しています。

ノジマは店舗での携帯電話(スマホ)販売には他社のようにメーカー派遣を利用せず、自社の社員が直接接客をしており、コンサルティング営業に定評があります。2014年に人材教育会社「株式会社ビジネスグランドワークス」も買収しており、人材育成への投資にも余念がありません。

今後もノジマはコンサルティング営業が得意な人材を多く育成し、複雑化していく携帯電話機器や料金体系の説明に力を入れていき、他社との差別化をはかり、携帯電話(スマホ)市場の変化に対応し、市場拡大が見込めない中で市場シェアを伸ばそうとしています。

家電量販店が携帯販売の代理店を買収する例は私の知る限り、これまでありませんでしたので、動向を見守りたいです。

○ノジマのヤマダ跡地出店についてはこちら⇒「ノジマがヤマダ跡地に出店へ!首都圏中心に10店!」
○家電量販店業界 売上高ランキングはこちら⇒「最新版!2015年 家電量販店 売上高ランキング!」
posted by カデンちゃん at 21:35| Comment(0) | 経営戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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