ビックカメラのネット通販サイトがリニューアルされました。
5月6日(水)の夜、何気なくビックカメラのネット通販サイト「ビックカメラ・ドット・コム」を見たところ、5月7日(木)正午まで、メンテナンス中という表示がありました。
夜から昼にかけてのメンテナンスは中々ないので、サイトのリニューアルだろうなと思っていました。
そして、5月7日(木)正午に確認してみると、夕方に完了予定と変更されていました。
その後、17時頃メンテナンスが終わり、サイトがリニューアルされていました。5時間の延期です。そして、夜、再度メンテナンスとありました。
うーん。なにが起こっているのか。ビックカメラグループ全体で年間600億程度の売上なので、1日1億の売上はあるでしょう。ざっと見積もって2000万の損害です。
事前計画をしっかり立てていなかったのでしょうか。通常、メンテナンス計画は多目に時間を取っておいて、早目に完了するというのが定石です。時間が伸びるとしっかり計画が立てられない企業と思われてしまいます。顧客満足度の低下に繋がります。それとも、システム業者側のミスでしょうか。その場合、損害は業者に請求するのでしょうか。
まあ、何にしても、事前告知以上に通販サイトを利用できなくなる時間が延びると、顧客側に迷惑がかかるので、事前告知はしっかりしてほしいところです。
さて、実際のリニューアルサイトはどうなったかというと、びっくり!内容やレイアウトがヨドバシカメラのネット通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」そのまんまです。同じフォーマットを利用しているのか。ライバル企業の良いところを取り入れたと見るべきか。
(ちなみに、ネット通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」も「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)」に似ています。)
以前から、ヨドバシカメラはネット通販サイト上で各店舗の在庫状況の確認ができ、店舗受け取りも可能な点が強みですが、ビックカメラはまだ対応できていないようです。
個人的には、リニューアル前の方が情報がぎっしり詰まっていて、ごちゃごちゃ感があって、ビックカメラらしかったんですけどね。
最近のサイトは家電量販店のサイトだけでなく、トヨタやアップルなどのサイトもタブレットでも利用できるよう作られてて、指でタッチしやすく、画像が大きく、わかりやすいのが特徴です。そのかわり、情報量が少ないです。時代の流れでしょう。
私はPC派なので、情報量が多いほうがいいです。できれば、PC版とタブレット版とスマートフォン版を用意して欲しいですね。
今回のリニューアルで「ビックカメラ・ドット・コム」の外観は「ヨドバシ・ドット・コム」と同じになりましたが、通販サイトは外観、品揃え、サービス(使い勝手)、短期間の配送が揃って、売上が伸びます。現状、外観以外はヨドバシ・ドット・コムに勝っていないと感じますので、より一層のスピード感が求められます。
今後、売上にどう影響するでしょうか。
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2015年05月23日
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