今日は、会社の帰りに新宿のヤマダ電機に寄って来ました。まず、入って驚いたのが、お客が全然いませんでした。
スマートフォンやタブレットを見たくて、スマートフォンコーナーに行きましたが、これまた、お客が全然いませんでした。
ドコモ、AU、ソフトバンク各キャリアの販売員が3、4人ずついました。まず、ドコモの端末を見ましたが、端末の近くに行った途端、隣に一人販売員が寄って来ました。後ろにも一人いました。とても圧迫感を感じました。
そして、端末を触った途端、「その端末はですね・・・」と説明を始めました。
接客するのが早過ぎです。もう少しいろいろ見た上で声をかけるべきでしょう。AU、ソフトバンクの販売員も同じようなタイミングで声をかけてきました。販売しようという姿勢が見えすぎて気持ちよくありませんでした。
端末でネットを見てみて、見え加減を確認しようとしましたが、インターネットに繋がっておらず、試せませんでした。ヤマダ電機の惨憺(さんたん)たる現状を垣間見ました。
お客が少なく自分が目立ってしまい商品が見づらく、販売員がすぐに近寄ってきて圧迫感があり、商品が充分に試せずがっかりです。
近くのヨドバシカメラやビックカメラはお客が多く、他の人もいろいろ商品を触っているので、商品が見やすいです。販売員も程良い距離です。商品はお客に試してもらおうと沢山触れます。スマートフォンがインターネットに繋がっていないというのはまずありません。顧客の視点に立っているなと思います。
景気が上向いた今、安さ重視で成長した企業は、家電量販店以外の業界でも伸び悩んでいます。価格面で人気を得てきたのでしょうが、景気が上向き、賃金も増えて来た今、価格以外のサービスを顧客が求めているのです。
低価格路線だった企業はサービス面を重視しなかった点が明るみになってきています。
今後、店舗の大量閉店により、従業員の余剰が出て、待遇が悪くなると思われます。さらなるサービスの悪化を招き、悪いスパイラルに陥らない事を祈ります。
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2015年05月27日
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