今年、話題になった言葉を選び、ゆかりの深い人物や団体を表彰する「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に発表されました。
この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するものです。
トップテンランキングおよび大賞は以下となります。
○年間大賞 ◆爆買い
羅怡文(ラオックス株式会社 代表取締役 社長)
○年間大賞 ◆トリプルスリー
柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
○トップテン ◆アベ政治を許さない
澤地久枝(作家)
○トップテン ◆安心して下さい、穿いてますよ。
とにかく明るい安村(お笑い芸人)
○トップテン ◆一億総活躍社会
安倍 晋三(内閣総理大臣)
○トップテン ◆エンブレム
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
○トップテン ◆五郎丸(ポーズ)
五郎丸歩(ラグビー日本代表〈ヤマハ発動機ジュビロ所属〉)
○トップテン ◆SEALDs
奥田愛基(SEALDsメンバー)
○トップテン ◆ドローン
野波健蔵(千葉大学 大学院工学研究科・工学部 特別教授)
○トップテン ◆まいにち、修造!
松岡修造(プロテニスプレーヤー)
年間大賞には中国人観光客らの大量の買い物を言い表した「爆買い」が選ばれました。
授賞式で、国内最大の免税事業を展開するラオックスの羅怡文(らいぶん)社長は「爆買いは世界の消費者に日本商品が愛されているからこそ。日本企業はもっと自信を持ってほしい。」と笑顔であいさつしました。
ラオックスの2015年6月中間決算は、売上高が前年同期と比べて2.2倍の451億円、営業利益は17倍の49億円、純利益は79倍にあたる46億円で過去最高益となりました。中国人観光客による「爆買い」ツアーが大きく貢献しています。
主力の国内店舗事業のうち、約9割が外国人観光客による売り上げで、なかでも航空路線の拡大や大型客船のクルーズなどで訪日する中国人観光客が急増し、家電製品などのほか、化粧品や医薬品の売り上げが大きく伸びました。
年間見通しも売上高が前年比79.3%増の900億円、営業利益は約1.3倍増の90億円、純利益は7倍近い83億円を見込んでいます。
「家電量販店」のラオックスが流行語大賞を受賞し、家電量販店ブログとしてはよかったなと思いましたが、最近は「免税店大手」のラオックスなんですね。
「爆買い」は今後、いつまで続くのでしょうか。2020年東京オリンピックまでは続きそうですが、言葉の響きからして、流行で終わってしまいそうですが・・・。
ラオックスの羅怡文(らいぶん)社長の言葉で「爆買い」の本質について「日本の商品の良さにある」というのが正しければよいですね。
しかし、「まいにち、修造!」 の松岡修造はすごい。「2015年ヒット商品ベスト30」、「日経ヒット商品番付」でもランキングしています。あの熱さに好き嫌いは分かれるでしょうが、ビジネスマンとしてみれば、一流です。全く、ぶれない熱さに脱帽です。
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2015年12月03日
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