2015年11月3日に、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2015年ヒット商品ベスト30」を発表しています。
毎年恒例のこの企画では、集計期間中(2014年10月から2015年9月まで)に発表された商品やサービスを「売れ行き」「新規性」「影響力」の3項目で総合的に判定。それぞれのヒットの度合いを評価し、1位から30位までのランキングに集計しています(昨年すでにヒットしていたものは原則として対象外)。
家電量販店に関係するヒット作は青字にしています。
1位 北陸新幹線
2位 火花
3位 インバウンド消費
4位 コンビニドーナツ
5位 ココナツオイル
6位 ガウチョパンツ
7位 チョイ呑み
8位 明治プロビオヨーグルトPA-3
9位 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ
10位 アップルウォッチ
11位 ペッパー
12位 おにぎらず
13位 マインクラフト
14位 ディープセラム
15位 紙パック式掃除機 MC-JP500G
16位 折れないシャープペンシル
17位 ジレット プログライド フレックスボール
18位 プロテカ360
19位 ブルーボトルコーヒー
20位 まいにち、修造!
21位 0.01mmコンドーム
22位 メロンパンの皮、焼いちゃいました。
23位 COTON
24位 ふるさと納税&プレミアム付き商品券
25位 スプラトゥーン
26位 スキレット
27位 定額制音楽配信
28位 MIRAI
29位 ラグビーW杯
30位 機能性表示食品
中国人の観光客の“爆買い”が日本経済に貢献した「インバウンド消費」、感情を持ったパーソナルロボット「ペッパー」はもうおなじみですね。ペッパーはソフトのアップデートで店頭の商品案内等に対応できそうなので、今後期待が持てますね。どんどん賢くなるロボット、いままでにありませんでしたね。可能性を感じます。
アップルウォッチはヒット作なのか・・・。スマホとすみ分けができていない、アップルウォッチならではの機能が少なく、商品の良さが消費者に伝わっていないと思います。
Wii U専用ソフト「Splatoon(スプラトゥーン)」はマリオのようなブランド力はありませんでしたが、口コミでおもしろさが伝わり、ロングヒットとなっています。もう少しでミリオンセラーです。アップルウォッチのように宣伝をしなくても、商品のよさが消費者に伝われば、売れる物は売れるのです。
また、日経MJは2015年12月2日付の紙面で、毎年恒例の「2015年ヒット商品番付」を発表しました。
【東】
横綱 北陸新幹線
大関 火花
張出大関 ハロウィーン・フィーバー
関脇 成田空港LCCターミナル
小結 ガウチョパンツ
前頭 夏の甲子園
前頭 SIMフリースマホ
前頭 アップルウオッチ
前頭 明治プロビオヨーグルトPA-3
前頭 ドローン
【西】
横綱 ラグビー桜ジャパン
大関 定額配信
張出大関 肉食ブーム
関脇 12の神薬
小結 コンビニドーナツ
前頭 修造カレンダー
前頭 郵政3社株
前頭 デルガード(ゼブラ)
前頭 バルミューダ ザ・トースター
前頭 ペッパー
2015年の東の横綱は、3月に開業した「北陸新幹線」。東京−金沢を2時間28分で結び、開業半年で約480万人が利用しました。周辺観光地の来訪者増にも貢献し、新幹線の力を示した点が評価されました。
大関は、芥川賞も受賞したピースの又吉直樹さんによる純文学作品「火花」。関脇は、国内最大規模のLCC専用ターミナルとなった「成田空港LCCターミナル」、小結は女性に人気の膝下丈ワイドパンツ「ガウチョパンツ」でした。
西の横綱は「ラグビー桜ジャパン」。W杯で優勝候補の南アフリカに逆転勝利し、「史上最大の番狂わせ」として世界中から注目を集めました。エース五郎丸歩選手の著書や関連商品の売り上げが大幅にアップしたり、国内トップリーグの入場者数が倍増したりと、ラグビー人気に貢献した点が評価されました。
大関は米ネットフリックスなどが話題の「定額配信」、関脇は「肉食ブーム」、小結は「コンビニドーナツ」でした。
「SIMフリースマホ」は個人的には今年最大のヒット作です。今までのドコモ、AU、ソフトバンクの3大キャリア独占の牙城が崩れたように思います。大手キャリアの半額でスマホが利用できます。大手キャリアのように手厚いアフターサポートはありませんが、選択の幅は確実に広がりました。今後も、政府とキャリアが協力し、消費者の利便性を高めてほしいです。
他社や他人が気付かなかった、ちょっとしたアイデアがヒット作に繋がっていますね。
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2015年12月05日
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