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2015年12月21日

日本のPCメーカーが危機!東芝・富士通・VAIOが事業統合へ!

会計不祥事を受けて東芝が進めているパソコン部門のリストラを発端に、日本のパソコンメーカーの再編が動き出しています。

2015年12月4日の日本経済新聞によると、東芝、富士通、VAIO(ソニーのパソコン部門から独立(バイオ、長野県安曇野市))の3社はパソコン事業を統合する検討に入りました。実現すれば国内シェアで3割強とNECレノボグループ26.3%)を抜いて首位のパソコン企業が誕生します。

2016年4月にも新会社を発足させたい考え。VAIOが存続会社となり、各社が出資して事業を移管する案が有力。関連する人員も移し、国内外で開発から製造、販売までを一体運営する案を軸に検討するもようです。

各社の特徴は以下の通り。

■東芝
○世界初のノートパソコンを世に送り出し市場をリードした老舗メーカー。
○「ダイナブック」ブランドのノートパソコンが主力。
○中国・杭州の製造子会社や海外販社を持ち、北米市場に強い。
○パソコン事業の売上高は2014年度に6663億円で赤字。
○不適切会計問題が発覚した2009年3月期から2014年4〜12月期のパソコン事業の利益水増し額は578億円にのぼり、事業の売却を含めた大幅リストラを検討していた。

■富士通
○個人向けの「FMV」ブランドやタブレット(多機能携帯端末)などを持つ。
○島根県出雲市やドイツに製造子会社があり、欧州市場が得意。
○パソコン事業を2016年春に分社すると10月下旬に発表済み。2014年度に470万台だったパソコン出荷実績は2015年度は420万台に減る見通し。

■VAIO
○2014年7月にソニーが切り離して発足。
○ブランド浸透度が高く、国内外で根強い人気がある。

米調査会社IDCによると、2014年の世界のパソコン出荷台数は3億836万台。中国レノボ・グループ、米ヒューレット・パッカード(現HP)、米デルが市場の約半分を占めています。富士通と東芝、VAIOの3社合計のシェアは約6%で世界6位の米アップル(6.3%)に迫る規模です。

東芝、富士通、VAIOを統合することで間接費の削減や部品調達の交渉力を高める予定だそうです。

かつて、日本メーカーのパソコンは、世界の上位でしたが、シェアが急落しました。

現在、世界的に成功している会社は、最初からグローバルに展開できるようマーケティングを行い、魅力的な商品づくりや規模を追求した低価格化を実現しています。スマートフォン、タブレットにも同じことが言えます。

東芝、富士通、VAIOグループはNECレノボグループと同じようにブランドは維持し、経営効率を高めるのでしょうが、事業統合で日本お得意のリストラを進めても、一時的に利益が出るにすぎません。

日本メーカーに欠けている、グローバルに通用する商品力・企画力・マーケティング力・生産効率を高めて成功してほしいですね。

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posted by カデンちゃん at 20:51| Comment(0) | 経営戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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