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2016年05月04日

最新版!2015年 大手携帯電話事業者(キャリア) 売上高・業績ランキング!

2015年 最新の大手携帯電話事業者(キャリア)の売上高などの業績データを用いて各種分析を行いました。

2016年5月3日現在で確認できる限りの最新データです。

【2015年 携帯電話事業者(キャリア) 売上高・業績ランキング】

@【売上高】
1位 ソフトバンクグループ・・・8兆6702億
2位 KDDI・・・・・・・・・・ 4兆5731億
3位 NTTドコモ・・・・・・・・4兆5270億
【参考】スプリント・・・・・・ 4兆2474億

「ソフトバンクグループ」の売上高はソフトバンク傘下の「スプリント」の売上高を含んでいます。


A【営業利益】
1位 ソフトバンクグループ・・・・9827億
2位 NTTドコモ・・・・・・・・・7830億
3位 KDDI・・・・・・・・・・・ 7412億
【参考】スプリント -

「営業利益」とは本業の儲けを表す数値で、一般企業の純営業活動から生み出された利益のことです。


B【売上高営業利益率】
1位 NTTドコモ・・・・・・・・ 17.30%
2位 KDDI・・・・・・・・・・・16.21%
3位 ソフトバンクグループ・・・ 11.33%
【参考】スプリント -

「売上高営業利益率」とは、会社の営業活動のもうけである「営業利益」が「売上高」に対して何%あるかを示す数値であり、「営業利益÷売上高×100(%)」の式で算出します。


C【経常利益】
1位 ソフトバンクグループ・・・1兆2770億
2位 NTTドコモ・・・・・・・・・ 7780億
3位 KDDI・・・・・・・・・・・・7524億
【参考】スプリント -

「経常利益」とは「営業利益」に受取利息などの「営業外収益」を足し、銀行に支払う借入利息などの「営業外費用」を差し引いたものです。会社の事業全体の利益を表します。

本業が順調でも、借入金の返済や利息負担が多いと少なくなります。

業績の良し悪しの判断には、「経常利益」が利用されることが多いです。「営業利益」は本業の業績のみに左右されますが、「経常利益」は会社活動の総決算となります。


D【売上高経常利益率】
1位 NTTドコモ・・・・・・・・17.19%
2位 KDDI・・・・・・・・・・ 16.45%
3位 ソフトバンクグループ・・・14.73%
【参考】スプリント -

「売上高経常利益率」とは、会社のもうけである経常利益が売上高に対して何%あるかを示す数値であり、「経常利益÷売上高×100(%)」の式で算出します。


E【純利益(当期利益)】
1位 ソフトバンクグループ・・・6683億
2位 NTTドコモ・・・・・・・・5483億
3位 KDDI・・・・・・・・・・ 4279億
【参考】スプリント・・・・・・-4114億

「純利益(当期利益)」とは、対象となる会計期間における企業の行なった一切の活動による成果を示す利益です。企業が配当金にあてたり、内部留保の源泉となります。


F【自己資本比率】
1位 NTTドコモ・・・・・・・・73.5%
2位 KDDI・・・・・・・・・・ 57.3%
3位 ソフトバンクグループ・・・13.5%
【参考】スプリント -

「自己資本比率」とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値であり、「自己資本÷総資本(自己資本+他人資本)×100(%)」の式で算出します。他人資本とは銀行等からの借入金で、金利を含めた返済が必要な資本です。

一般に自己資本比率が70%以上なら理想企業、40%以上なら倒産しにくい企業といえます。

「ソフトバンクグループ」は巨額の資金を用いて「スプリント」を買収したため、自己資本比率が低くなっています。


G【ROE(自己資本利益率)】
1位 ソフトバンクグループ・・・27.84%
2位 KDDI・・・・・・・・・・ 14.93%
3位 NTTドコモ・・・・・・・・10.27%
【参考】スプリント -

「ROE(株主資本利益率)」(Return on Equity)とは、企業の収益性を測る指標で、「ROE=(当期純利益÷株主資本)×100(%)」の式で算出します。株主資本(株主による資金=自己資本)が、企業の利益(収益)にどれだけつながったのかを示します。

ROEは、20%前後だと「優良」、10〜15%だと「良い」、10%弱くらいで「普通」だといわれます。

株主の期待に応えているのは、「ソフトバンクグループ」と言えそうです。


H【国内契約数】
1位 NTTドコモ・・・・・・・・・ 6659万人
2位 ソフトバンクグループ・・・・ 4778万人
3位 KDDI・・・・・・・・・・・・4347万人
【参考(海外契約数)】スプリント・・5714万人

総務省が2016年4月5日、「NTTドコモ」と「ソフトバンク」の両社に対し、「実質0円」などのスマートフォン(スマホ)端末の過剰な値引きをやめるよう行政指導しました。

また、MVNO(仮想移動体通信事業者)による格安SIMカードも好評です。

今後、大手キャリアの契約数に影響があるかもしれません。


I【時価総額】
1位 NTTドコモ・・・・・・・・10兆7810億
2位 KDDI・・・・・・・・・・・8兆4736億
3位 ソフトバンクグループ・・・ 6兆9974億
【参考】スプリント -

「NTTドコモ」の時価総額が10兆円を越えています。


J【平均年収(平均年齢)】(*)は持株会社
1位 ソフトバンクグループ(*) 1100万(39.5歳)
2位 KDDI・・・・・・・・・・976万(41.8歳)
3位 NTTドコモ・・・・・・・ 847万(39.4歳)
【参考】スプリント - -

(*)は持株会社ですので比較しづらいですが、携帯キャリア業界の平均年収は非常に高いと言えそうです。

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posted by カデンちゃん at 00:26| Comment(1) | ランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメント失礼いたします。
もし差し支えなければ、【2015年 携帯電話事業者(キャリア) 売上高・業績ランキング】の数値の出所を教えていただけないでしょうか?
Posted by てぃー at 2016年05月23日 19:35
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