アメリカ電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズは2016年6月30日、人気セダン「モデルS」で「自動運転モード」作動中に死亡事故が起き、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が調査に入ったと発表しました。
テスラの「自動運転モード」では、前の車の自動追従、自動レーン変更など運転支援により初歩的な自動運転が可能です。
事故がシステムの不備によるものかどうかは判明していません。
テスラによると、高速道路の分岐地点でモデルSはトレーラーの下に潜り込む形で衝突したそうです。
光が非常にまぶしい状態で車両のシステムも運転者もトレーラーを認識できず、ブレーキをかけた形跡がありません。
テスラは「自動運転モードには1億3千万マイル(約2億1千万キロメートル)以上の走行実績があり、初めて死亡事故が起きた。米国では9400万マイルに1件、死亡事故が起きている」とし、人間の運転より安全だと強調しました。
テスラの自動運転モードは戦略上「自動運転」とし宣伝していますが、実際は運転補助機能にすぎないのが現状です。
技術的には自動運転の「レベル2」とされる初歩的な段階で、テスラは自動運転モード中でも運転の責任は基本的に運転者側にあると説明。
運転者が常にハンドルを握り、いつでも自動運転から手動に切り替えられるようしておくよう求めています。
自動運転モードの作動中には操作パネル上でも運転者に周知しています。
自動車メーカー各社が自動運転の開発にしのぎを削る中で起きた今回の事故は、メーカー側に安全対策を求める議論にも影響を与えそうです。
運転手が「自動運転モード」を過信しすぎたように見えますが、光がまぶしかった結果、センサーが前方を検知できず、システムが動作しなかった点は改善の余地がありそうです。
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2016年07月03日
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