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2016年08月13日

鴻海(ホンハイ)、シャープ買収完了!決定から4ケ月!再建始動!

シャープは2016年8月12日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループによる買収が完了したと発表しました。

初めて日本の大手電機メーカーが外資系企業に買収されました。

鴻海からの計3888億円の出資が完了し、3月末に陥った連結債務超過を解消しましたが、シャープの売上高は減少し続けています。

今回の買収を経営戦略転換の足がかりと位置付ける鴻海にとって、シャープ再建への課題は山積みです。

2016年4〜6月期のシャープの連結決算は営業損益の赤字幅が25億円と前年同期の10分の1以下に縮小。

しかし、売上高は3割減少し、5つの事業分野すべてが減収。

主力の液晶パネル事業は営業赤字が続きます。

鴻海と共同運営するテレビ向け大型パネルの生産会社も不振で、シャープは115億円の投資損失を計上。

鴻海の出資を受け、有機ELパネル向けに2000億円規模の設備投資を計画しているものの、今すぐの収益改善にはつながりにくい状況です。

シャープは本社を大阪市阿倍野区から堺市の工場に7月に移すなど、合理化を進めています。

ほかにもシャープの中国での生産の一部を鴻海グループに移すなど、工場の統廃合も計画しています。

また、鴻海の出資によって財務の健全性は改善し、銀行の新たな支援を受けられるようになりました。

主力取引銀行のみずほ、三菱東京UFJは12日、計3千億円の融資枠を設けました。

合理化策・銀行支援に加え、鴻海幹部はシャープの人員を世界で7000人規模減らす可能性を示唆しています。

シャープの全従業員の約16%にあたり、実施には反発も予想されます。

鴻海とシャープが買収契約を交わしたのは4月初め。

当初は6月末までの出資を目指していました。

しかし、中国当局の独占禁止法を巡る審査が想定以上に長引きました。

シャープの実態を把握するにつれて、いらだちを募らせてきた鴻海。

シャープの経営を主導する考えを強める背景には鴻海の業績悪化もあります。

前日発表した鴻海の2016年4〜6月期決算では純利益は176億台湾ドル(約570億円)と前年同期比で31%減少。

3四半期連続の減益となり、金額は四半期ベースで3年ぶりの低水準となりました。

売上高の5割超を占めるアップルの失速が理由です。

積極的に進めているM&A(合併・買収)に危機感があらわれています。

シャープに続き、5月にはノキアの従来型携帯電話事業を買収すると発表。

韓国では家電を手掛ける東洋マジックの買収にも名乗りを上げています。

シャープの買収後を見据えた世界戦略はすでに動き出しています。

鴻海の子会社となったシャープでは12日付で高橋興三社長が退任し、新しい社長には鴻海の戴正呉副総裁が13日に就くことになりました。

さらに鴻海からの派遣を含めて、幹部人事などを見直す方針です。

鴻海が重視する徹底した実力主義を導入しながら、シャープが強みとする独創的な商品開発などをどう実現させるのでしょうか。

難しいかじ取りが迫られます。

○鴻海(ホンハイ)によるシャープ買収劇!それぞれの思惑は?まとめリンク集!はこちら⇒
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posted by カデンちゃん at 22:29| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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