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2019年05月19日

【最新版】2019年 大手家電量販店 売上高ランキング!

大手家電量販店の2019年3月期決算が発表されましたので、2019年 最新の大手家電量販店業界の売上高データ等をまとめました。

※2019年 大手家電量販店 各種業績データ【売上高】【営業利益】【経常利益】【当期純利益】【自己資本比率】【有利子負債】【時価総額】【平均年収】ランキングです。

2019年5月19日現在で確認できる限りの最新データです。()は2018年の順位です。

【2019年 大手家電量販店 売上高ランキング】

@【売上高】
1位(1位) ヤマダ電機・・・・・ 1兆6005億円
2位(2位) ビックカメラ・・・・・・8440億円
3位(3位) エディオン・・・・・・・7186億円
4位(4位) ケーズHD(ケーズデンキ)
・・・・・・・・・・・・・・・・6891億円
5位(5位) ヨドバシカメラ・・・・・6406億円
6位(6位) ノジマ・・・・・・・・・5130億円
7位(7位) 上新電機・・・・・・・・4038億円
8位(8位) コジマ・・・・・・・・・2463億円
9位(9位) ベスト電器・・・・・・・1289億円

1位の「ヤマダ電機」は競合他社と比べると圧倒的な売上を誇っています。

近年は家電に加え家具やインテリア雑貨を販売する新業態「家電住まいる館 YAMADA」を積極展開。

家電量販店業界でリフォーム事業を推進してきた三嶋恒夫氏氏を社長にすることにより、住宅関連事業への舵取りを鮮明にしています。

2位の「ビックカメラ」も売上高が好調です。

池袋、有楽町、新宿などのターミナル駅周辺で大型店展開。

ソフマップに加え、2012年にコジマを傘下にし、郊外にも勢力拡大中です。

6位の「ノジマ」は携帯電話販売の大手代理店である「ITX」の買収後、飛躍的に売り上げを伸ばしています。


A【営業利益】
1位(-位) ヨドバシカメラ・・・・・・476億円
2位(2位) ケーズHD(ケーズデンキ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・327億円
3位(1位) ヤマダ電機・・・・・・・ 278億円
4位(3位) ビックカメラ・・・・・・ 270億円
5位(4位) ノジマ・・・・・・・・・ 192億円
6位(5位) エディオン・・・・・・・ 178億円
7位(6位) 上新電機・・・・・・・・ 109億円
8位(7位) ベスト電器・・・・・・・ 42.8億円
9位(8位) コジマ・・・・・・・・・ 42.4億円

「営業利益」とは本業の儲けを表す数値で、一般企業の純営業活動から生み出された利益のことです。

2位の「ケーズホールディングス(ケーズデンキ)」は現金値引きと郊外出店に特徴があります。


B【売上高営業利益率】
1位(-位) ヨドバシカメラ・・・・・ ・7.44%
2位(1位) ケーズHD(ケーズデンキ)・ 4.74%
3位(2位) ノジマ・・・・・・・・・・3.74%
4位(7位) ベスト電器・・・・・・・・3.32%
5位(3位) ビックカメラ・・・・・・・3.20%
6位(4位) 上新電機・・・・・・・・・2.72%
7位(6位) エディオン・・・・・・・・2.48%
8位(5位) ヤマダ電機・・・・・・・・1.74%
9位(8位) コジマ・・・・・・・・・・1.72%

「売上高営業利益率」とは、会社の営業活動のもうけである「営業利益」が「売上高」に対して何%あるかを示す数値であり、「営業利益÷売上高×100(%)」の式で算出します。

「ヨドバシカメラ」「ケーズデンキ」の売上高営業利益率が4%を超えており、効率よく利益を稼いでいます。


C【経常利益】
1位(1位) ヨドバシカメラ・・・・・ 495億円
2位(3位) ケーズHD(ケーズデンキ)・385億円
3位(2位) ヤマダ電機・・・・・・・ 368億円
4位(4位) ビックカメラ・・・・・・ 292億円
5位(5位) ノジマ・・・・・・・・・ 210億円
6位(6位) エディオン・・・・・・・ 188億円
7位(7位) 上新電機・・・・・・・・ 110億円
8位(8位) ベスト電器・・・・・・・・49億円
9位(9位) コジマ・・・・・・・・・・44億円

「経常利益」とは「営業利益」に受取利息などの「営業外収益」を足し、銀行に支払う借入利息などの「営業外費用」を差し引いたものです。会社の事業全体の利益を表します。

本業が順調でも、借入金の返済や利息負担が多いと少なくなります。

業績の良し悪しの判断には、「経常利益」が利用されることが多いです。「営業利益」は本業の業績のみに左右されますが、「経常利益」は会社活動の総決算となります。

1位の「ヨドバシカメラ」は効率経営で競合他社からも一目置かれています。

梅田、秋葉原に巨艦店を出店し、収益性は業界一です。

ネット通販サイト「ヨドバシ.com」は売り上げが1000億を超えています。

アマゾンの牙城を崩せるかに注目が集まっています。


D【売上高経常利益率】
1位(1位) ヨドバシカメラ・・・・・・7.74%
2位(2位) ケーズHD(ケーズデンキ)・ 5.59%
3位(3位) ノジマ・・・・・・・・・・4.10%
4位(8位) ベスト電器・・・・・・・・3.81%
5位(4位) ビックカメラ・・・・・・・3.46%
6位(6位) 上新電機・・・・・・・・・2.72%
7位(7位) エディオン・・・・・・・・2.62%
8位(5位) ヤマダ電機・・・・・・・・2.30%
9位(9位) コジマ・・・・・・・・・・1.81%

「売上高経常利益率」とは、会社のもうけである経常利益が売上高に対して何%あるかを示す数値であり、「経常利益÷売上高×100(%)」の式で算出します。

1位「ヨドバシカメラ」の効率経営は群を抜いています。


E【当期純利益(当期利益)】
1位(-位) ヨドバシカメラ・・・・・・348億円
2位(2位) ケーズHD(ケーズデンキ)・238億円
3位(4位) ビックカメラ・・・・・・ 171億円
4位(1位) ヤマダ電機・・・・・・・146.9億円
5位(3位) ノジマ・・・・・・・・・146.8億円
6位(5位) エディオン・・・・・・・ 116億円
7位(6位) 上新電機・・・・・・・・・63億円
8位(7位) ベスト電器・・・・・・・・48億円
9位(8位) コジマ・・・・・・・・・・34億円

「当期純利益」とは1年間の全ての収益から、全ての費用を差し引いて計算される当期の最終的な純利益です。

当期の企業活動の最終的な成果となります。

1位は「ヨドバシカメラ」です。

利益剰余金が4302億円もあります。


F【売上高当期純利益率】
1位(-位) ヨドバシカメラ・・・・・・ 5.44%
2位(3位) ベスト電器・・・・・・・・3.76%
3位(1位) ケーズHD(ケーズデンキ)・ 3.45%
4位(2位) ノジマ・・・・・・・・・・2.86%
5位(5位) ビックカメラ・・・・・・・2.02%
6位(7位) エディオン・・・・・・・・1.62%
7位(6位) 上新電機・・・・・・・・・1.57%
8位(8位) コジマ・・・・・・・・・・1.38%
9位(4位) ヤマダ電機・・・・・・・・0.91%

「売上高当期純利益率」は企業の売上高に対する当期純利益の割合をパーセンテージで表したものです。

税金を支払ったのちの最終的な利益が売上高に対してどのくらい残ったかを表し、営業外収支や特別損益を含んだ内容となっています。

会社の最終的な利益率の指標となり、高いほど好ましいです。

現金値引きで有名な「ケーズデンキ」が3位となっています。


G【有利子負債】
1位(1位) ヤマダ電機・・・・・・・3035億円
2位(4位) ノジマ・・・・・・・・・ 872億円
3位(2位) ビックカメラ・・・・・・ 777億円
4位(3位) エディオン・・・・・・・ 606億円
5位(5位) 上新電機・・・・・・・・ 437億円
6位(6位) ケーズHD(ケーズデンキ)・321億円
7位(7位) コジマ・・・・・・・・・ 223億円
-位 ヨドバシカメラ -
-位 ベスト電器 -

「有利子負債」は、企業が返済すべき債務である「負債」のうち、企業が利息(金利)を付けて返済しなくてはならない負債をいいます。

一般に有利子負債は、企業の財務内容の健全性を測る指標(目安)の一つで、この残高が大きいほど金利負担(利息支払い)が大きくなって利益を圧迫することから、財務体質が良くないと言えます。

2位の「ノジマ」は携帯電話販売の大手代理店である「ITX」の買収をしたため、有利子負債が膨らんでいます。

一方、6位の「ケーズホールディングス(ケーズデンキ)」は規模の割に有利子負債が少なく効率経営です。

4位の「エディオン」も規模の割に有利子負債が少ないのが特徴です。

エディオンは今後、2019年夏には大阪の難波駅前に旗艦店(延べ床面積約23,000u)を出店予定。

また、現在、旗艦店のエディオン広島本店(売場面積15,510u)の建て替え中で、2019年6月にオープン予定。

人口減少、少子高齢化が進み郊外店の不振が見られる中、都市部に注力し生き残りをはかります。

今後、有利子負債が増えるかもしれません。


H【自己資本比率】
1位(1位) ケーズHD(ケーズデンキ)・ 62.10%
2位(4位) エディオン・・・・・・・・50.10%
3位(3位) ヤマダ電機・・・・・・・・49.70%
4位(6位) コジマ・・・・・・・・・・41.70%
5位(5位) 上新電機・・・・・・・・・41.50%
6位(7位) ビックカメラ・・・・・・・35.50%
7位(8位) ノジマ・・・・・・・・・・25.90%
-位(位) ヨドバシカメラ -
-位(2位) ベスト電器 -

「自己資本比率」とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値であり、「自己資本÷総資本(自己資本+他人資本)×100(%)」の式で算出します。他人資本とは銀行等からの借入金で、金利を含めた返済が必要な資本です。

一般に自己資本比率が70%以上なら理想企業、40%以上なら倒産しにくい企業といえます。

1位の「ケーズホールディングス(ケーズデンキ)」は自己資本比率が60%をこえており効率経営です。

2位の「エディオン」も自己資本比率が50%以上で倒産しにくい企業といえます。

7位の「ノジマ」は携帯電話販売の大手代理店である「ITX」の買収後、自己資本比率が大きく低下していましたが、近年改善しています。


I【ROE(自己資本利益率)】
1位(1位) ノジマ・・・・・・・・・・19.84%
2位(2位) ビックカメラ・・・・・・・13.58%
3位(3位) ケーズHD(ケーズデンキ)・・9.60%
4位(6位) コジマ・・・・・・・・・・ 8.42%
5位(5位) 上新電機・・・・・・・・・ 7.61%
6位(7位) エディオン・・・・・・・・ 6.71%
7位(8位) ヤマダ電機・・・・・・・・ 2.50%
-位(-位) ヨドバシカメラ -
-位(4位) ベスト電器

「ROE(株主資本利益率)」(Return on Equity)とは、企業の収益性を測る指標で、「ROE=(当期純利益÷株主資本)×100(%)」の式で算出します。株主資本(株主による資金=自己資本)が、企業の利益(収益)にどれだけつながったのかを示します。

ROEは、20%前後だと「優良」、10〜15%だと「良い」、10%弱くらいで「普通」だといわれます。

「ノジマ」は株主資金で効率よく収益をあげられており、株主の期待に応えられています。


J【時価総額】
1位(1位) ヤマダ電機・・・・・・・4929億円
2位(2位) ケーズHD(ケーズデンキ)
・・・・・・・・・・・・・・・・2616億円
3位(3位) ビックカメラ・・・・・・2208億円
4位(6位) エディオン・・・・・・・1099億円
5位(4位) ノジマ・・・・・・・・・ 927億円
6位(5位) 上新電機・・・・・・・・ 668億円
7位(7位) コジマ・・・・・・・・・ 423億円
-位 ヨドバシカメラ -
-位 ベスト電器 -

「ヤマダ電機」が圧倒的な規模です。

「ヨドバシカメラ」が上場した場合、どれくらいの規模になるでしょうか。


K【平均年収(平均年齢)】
1位(1位) 上新電機・・・・・・572万(42.4歳)
2位(2位) ケーズHD(ケーズデンキ)
・・・・・・・・・・・・・・518万(38.9歳)
3位(3位) エディオン・・・・・513万(41.4歳)
4位(4位) ビックカメラ・・・・458万(33.6歳)
5位(5位) コジマ・・・・・・・442万(39.3歳)
6位(6位) ヤマダ電機・・・・・434万(37.7歳)
7位(7位) ノジマ・・・・・・・426万(29.8歳)
-位 ヨドバシカメラ -
-位 ベスト電器

業界最大手の「ヤマダ電機」が6位と平均年収が低い結果となっています。

また、「ノジマ」は以前は平均年収が300万円台と低かったですが、従業員の待遇改善のため、近年ベアを実施し、改善しています。

一方、売上高が上位ではない「上新電機」「ケーズデンキ」「エディオン」の平均年収は500万円越えです。

会社の規模が大きい程、給料が良いというわけではありません。従業員の給料を抑えた結果、利益に繋がっている場合もあります。就職を希望する際は、よく調べたほうがよいでしょう。


L【従業員数】
1位(1位) ヤマダ電機・・・・・・・ 10161人
2位(2位) エディオン・・・・・・・・7906人
3位(3位) ヨドバシカメラ・・・・・・5000人
4位(4位) ビックカメラ・・・・・・・4479人
5位(5位) 上新電機・・・・・・・・・3313人
6位(6位) ノジマ・・・・・・・・・・2694人
7位(7位) コジマ・・・・・・・・・・2517人
8位(9位) ケーズHD(ケーズデンキ)・ 2243人
9位(8位) ベスト電器・・・・・・・・2141人

1位の「ヤマダ電機」の従業員が10000人を越えています。

3位の「ヨドバシカメラ」は売上高と比較すると社員数は少なめです。

効率的な企業と言えますが、ターミナル駅前の都市型であるヨドバシはいつも混んでいますので、社員は忙しそうです。

社員として働くには過酷で大変なイメージがあります。


M【決算期データ】※売上高順位順
1位 ヤマダ電機・・・・・・・・2019年3月期
2位 ビックカメラ・・・・・・・2018年8月期
3位 エディオン・・・・・・・・2019年3月期
4位 ケーズHD(ケーズデンキ)
・・・・・・・・・・・・・・・2019年3月期
5位 ヨドバシカメラ・・・・・・2018年3月期
6位 ノジマ・・・・・・・・・・2019年3月期
7位 上新電機・・・・・・・・・2019年3月期
8位 コジマ・・・・・・・・・・2018年8月期
9位 ベスト電器・・・・・・・・2018年2月期

2019年5月19日現在で確認できる限りの最新決算期データとなります。


○最新版!2018年 家電量販店業界 売上高ランキング!はこちら⇒
「最新版!2018年 家電量販店 売上高ランキング!」
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posted by カデンちゃん at 22:51| Comment(0) | ランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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