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2015年06月28日

ビックカメラの株価が上場来高値!訪日客需要と「4K」テレビで!

ビックカメラの株価ですが、ヤマダ電機とは対照的に、株式分割考慮後、実質的な上場来高値を更新しています。

ビックカメラは首都圏のターミナル駅前などに大型店舗を展開し、中国人観光客の「爆買い」など、訪日外国人観光客の需要(インバウンド消費)を取り込みやすい強みを持っており、5月の月次売上高も前年同月比9%増と、業績が好調です。

また、高画質の「4K」テレビの平均価格がここ1年で4割程度下落し、20万円を切る価格まで下がり目玉商品となり、夏のボーナス商戦などで消費者需要が伸びることも、好感されて株価が上がっている模様です。(「ボーナス商戦の目玉!大画面 高画質 50型「4K」テレビが20万円を切る!」参照)

今後も、ターミナル駅前の出店を予定しており、2017年4月には名古屋のホテルと百貨店と家電量販店が開業する複合高層ビル「JRゲートタワー」で、大型店舗を出店します。

ネット通販にも力を入れており、サイトのリニューアルも行いました。商品の店舗在庫の表示も実現され、利便性が向上しました。

地方店舗においては利益が出そうな地域においては、子会社のコジマの地域密着型の強みと、ビックカメラの品揃え、サービス、体験提案型の強みを融合させた「コジマ×ビックカメラ」の展開を進めています。

今後、消費税増や高齢者社会の影響により、地方の衰退が予想され、都市部店舗や、ネット通販に力を入れている家電量販店が生き残りそうですが、ビックカメラの戦略が合致しています。今後も株価は伸びるのではないでしょうか。
posted by カデンちゃん at 00:07| Comment(0) | 勢力図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする