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2015年04月29日

上新電機の元部長がエディオンの「営業秘密情報の不正取得」容疑で逮捕!

上新電機の元部長がエディオンの「不正競争防止法違反(営業秘密の不正取得)」容疑で逮捕されました。

容疑は2013年秋、エディオンから「販促スケジュール案」など4件のデータを不正に入手した疑い。警察がエディオン社のPCなどを解析した結果、退職前にもデータ約200件を不正に入手していた形跡があるそうです。

驚くべき手口は、エディオンに在職中の2013年秋頃、エディオンの職場パソコンに「遠隔操作ソフト」をインストールし、退職後、転職先の上新電機の職場パソコンから遠隔操作でログインし情報を不正入手。

エディオンでは、退職後も90日は個人IDとパスワードが有効だったという。上新電機の共有フォルダからは「エディオン」というフォルダも見つかったそうです。

逮捕されるまでの経緯は退職時、退職後1年間は競合他社へ転職せず、秘密を保持するとの誓約書をエディオンに提出していました。

上新電機によると、容疑者自らが転職希望を伝えてきたといい、過去の経験を考慮して2014年1月、同社としては異例の中途採用を決定したということ。また、上新電機の広報担当者は「本人からの応募があり、採用した。個人でやったことで、当社としては指示もしていないし、一切関与していない。情報を活用した事実もない」と説明してます。

容疑者は住宅リフォームを手がけるエディオン子会社の取締役を務めながら、2013年4月にエディオンに部長として入社したが、同年12月に退職し、翌2014年1月に上新電機に移りました。転職後も住宅リフォームを担当していました。

エディオンとしては脇が甘いし、上新電機は今後、成長が見込めるリフォーム分野のデータがほしく、会社絡みの不正だと思われても仕方がありません。

また、上新電機のパソコンからエディオンのパソコンに不正アクセスしていたというのが信じられません。

個人用のパソコンだったらともかく、通常不正アクセス防止対策は何重にも施され、会社のパソコンに「遠隔操作ソフト」をインストールしたぐらいでは外部からは接続できないはずです。そもそも、通常の企業の場合、システム管理者じゃないとソフトインストールはできないです。

家電量販店のシステム対策の弱さが露呈されてしまいました。基本的なこともできていない印象です。今後、ベネッセのようなポイントカード登録情報や購入履歴データ等の個人情報漏えいが起こらないことを祈ります。

今後も今回のような事件は起きる可能性はあるでしょう。個人情報や機密データの管理を徹底しなければなりません。

上場企業なのですから、早急にシステム対策を見直し、ステークホルダー(利害関係者)に対策を公表するべきです。(もう実施済みかもしれませんが・・・。)

あとは、従業員の倫理観の問題ですので、企業としてできることは啓蒙(教育)活動でしょう。
posted by カデンちゃん at 12:51| Comment(0) | 危機管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする